軽井沢中学校の新校舎お披露目 竣工式を開催

 軽井沢町立軽井沢中学校の新校舎竣工式が3月12日、同校で行われ、参加した関係者約140名が新しい学び舎の完成を祝った。

160314.jpg 来賓の内堀次雄軽井沢町議会議長は、平成27年度の中学卒業生が、新体育館ではなく歴史のある旧体育館で卒業式を行うことを希望したエピソードに触れ、「生徒会代表者は、伝統ある旧校舎の最後の卒業生として、1年間感謝を込めてきれいに使っていきたいと語ってくれた。新校舎でも素晴らしい地域のリーダーが育っていくことを願っている」と祝辞を述べた。式典の後半には軽井沢中学校吹奏楽部が新体育館で、「セレモニアルマーチ」と「花は咲く」の演奏と合唱を行った。

 旧校舎は1969年に改築されたもので老朽化していたため、2014年7月から今年3月11日にかけて学校敷地西側で新校舎建設工事を行った。新校舎は鉄筋コンクリート造3階建て。太陽光発電の設備や教室や廊下の内装木質化などにより、環境を配慮した学校施設「エコスクール」として文部科学省の認定を受けた。同校は、3月11日に旧校舎のお別れ式を開催。3月17日の卒業式は旧体育館で行う最後の行事になる。3月の22日から25日に生徒や保護者らが引っ越し作業を行い、4月6日には新体育館で入学式と始業式がある。

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