美術館を身近に感じてほしいと、「ナイトミュージアム」を開催

「軽井沢ニューアートミュージアム」で12月21日、夜の美術館を楽しむ「ナイトミュージアム」が行われ、町民ら約50名が参加した。

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 美術館は敷居が高いと感じている人にも気軽に訪れて魅力を知ってほしいと、同美術館では初めて夜の公開を行った。仕事を終えてから気軽に立ち寄れる時間帯にし、料金も特別に無料に。招待を受けた軽井沢中学校の美術部の生徒10名も、参加者たちと一緒に館内を回り、学芸員から企画展「具体人in Karuizawa」の説明を受けた。戦後の前衛芸術集団「具体美術協会」に参加した作家の作品を鑑賞し、作家の来歴や特徴などの話に耳を傾けた。敷地内にある、建築家・隈研吾と現代美術家のジャン・ミシェル・オトニエルが共同で手掛けたチャペル(風通る白樺と苔の森チャペル)は普段は非公開だが、この日は特別ライトアップして公開した。

参加した軽井沢町在住の井上さんは「こんなに作品が充実していると思わなかった。また別の企画展のときにゆっくり見てみたい」と関心を寄せた。

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