犬を通じて命学ぶ授業を西部小で開催
小学校で、動物を通し命についての理解を深める授業を実施している一般社団法人「ナチュラルドッグスタイル」が10月5日、触れ合いながら犬について学ぶ授業を軽井沢西部小学校で行った。
参加したのは3年生児童50名。授業前半では講師の松本秀樹さん(同団体代表、タレント)が、犬と人間の寿命の違いや、犬の触れ方について話した。松本さんは「小学3年生の男の子の体の大きさはトイプードルのおよそ3倍。私たちが急に近づくことは犬にとってびっくりすること」と説明し、生徒らは頷きながら耳を傾けていた。
後半はグループに分かれ、医療現場などで活躍する「Dog's bond 」のセラピードッグ4頭と触れ合いながら、犬と人間の体の違いを較べたり、餌を与えたりして犬との接し方を学んだ。また地域の活動紹介として、軽井沢フォレストレンジャードッグの山下國廣獣医師が、一般犬によるパトロールや、家屋などに住み着いた野生動物の追い払いについて生徒を前に説明した。
女子児童の一人は、「色々な犬に触れられて嬉しかった。家でも犬を飼いたくなった」と話していた。