軽井沢滞在中のカナダ・ウィスラー市生徒9人、町長と懇談

 軽井沢町に滞在している、カナダ・ウィスラー市の公立高校(中高一貫の5年制)の生徒9人(14~15歳)と引率教諭2人が10月20日、軽井沢町役場で藤巻進町長と懇談した。軽井沢町とウィスラー市は1999年に姉妹都市提携を結び、2001年から毎年、生徒が相互に行き来し交流している。

 生徒は日本語で自己紹介し、用意していた町長へのメッセージを読み上げた。日本や軽井沢の印象について「紅葉がとても美しい」「梨が美味しくて驚いた」「皆さんとても親切」などと話し、ある生徒は、町長に「軽井沢で好きなところは何ですか」と質問。町長は「沢山あるけど、一番は自然環境が恵まれているところ」と回答した。
151020-01.JPG
 一方、町長が「将来何になりたいか決まっている人は」と尋ねると、一人の生徒が手を挙げ「幸せになりたい」と答え笑いが起きる場面も。町長は「それが一番。究極はそう。そのために何をするかが大事」と応じた。

 生徒は10月16日から22日まで、今年3月にウィスラーを訪問した軽井沢中学生徒の家にホームステイ。軽井沢町内や長野市戸隠の忍法資料館、松本市の松本城、群馬県草津町の湯畑などを見学。21日は軽井沢中学を訪問し、同世代の軽井沢の生徒と交流する。

塩田家具

関連記事