自国の魅力を再発見 星のやで日本文化に関するサロン
日本文化について改め知ることを目的に行う「軽井沢サロン」が6月20日、「星のや 軽井沢」で開かれた。この日は挿花をテーマに、同施設の宿泊客など5名が集まった。参加者は講師の挿花家、金子千恵さんと星のや内の散策道を歩き、自生する野草などを摘むところからスタート。アドバイスを受けながら、各自が選んだ花器に花を活けた。講師の金子さんの、「植物だけでなく水も一緒に活ける気持ちで」、「実際に花を置く場所の雰囲気もイメージして」などの言葉に耳を傾けながら、参加者は真剣な様子で花と向き合っていた。完成した作品は「星のや」内のラウンジなど各所に飾られた。横浜市から参加した女性は、「活ける花を探しながら歩くと、景色も違ってくる」。
講師の金子さんは、「軽井沢独自の植生は興味深い。日々の生活で、自然に目を向けるきっかけになってくれれば」と話していた。同イベントは8月を除いて月一度開催し、お茶やカメラなどのレクチャーを予定。「星のや」宿泊者以外も参加できる。
軽井沢サロン
◯お花の会
9/12・13
講師 金子千恵さん
◯お茶の会
7/25・26
講師 三浦大徹さん
◯カメラの会
10/3・4
講師 瀬尾浩司さん
いずれも定員8名、料金6000円(税・サービス料別)。前日までに予約が必要。