サミット開催地、軽井沢落選に町長「残念です」
藤巻進軽井沢町長は6月5日18時過ぎ、町長室のテレビでサミット開催地の決定を見守った。三重県志摩市の決定を伝えるテロップが速報で流れると「残念です」と唇を噛み締めた。
その後行われた記者会見で、町長は「大変残念だが、断念せざるを得ないという形になった。志摩市には軽井沢の分も含めて、サミット成功に向けて頑張って頂き、日本の良さを世界に発信してほしい」と話した。
さらに「軽井沢町は一番早くに立候補し、サミット開催に相応しいことをPRしてきた。やりのこしたことはない」と誘致活動を振り返った。
また、今後については「リゾート会議都市として歩んでいこうと官民一体となって進めている。その方向性は、サミットを誘致できなかったからといって、変わることはない」と、サミットに付随して行われる閣僚会合の誘致にも前向きな姿勢を示した。
写真は三重県志摩市がサミット開催地に決まったテロップが流れたあとの藤巻進軽井沢町長(左)と荻原確也企画課長(右)。
サミット開催地の発表を待つ町長
記者会見の様子