死亡事故減少に貢献 軽井沢交通安全協会、関東管区警察局長らから表彰
軽井沢交通安全協会が5月15日、交通安全に長年努めた功績が認められ、関東管区(10県)警察局長と関東交通安全協会連合会長から連名で表彰を受けた。1948年の発足以来、初めての受賞。会長の依田寿男さん、副会長の土屋程義さんが20日、軽井沢警察署を訪ね、小澤勇署長らに受賞を報告した。
軽井沢交通安全協会の会員は204人。近年は、交通安全教室で使うカラーコーンや自転車用の反射材を会費で購入し、町内の小中学校に寄付。高齢者にも反射材を配り、交通安全を呼びかけるなど活動。死亡事故の減少に貢献したことなどが評価された。依田さんは「軽井沢の皆さんが交通安全に協力してくれたお陰。夜間の外出は反射材をつけるよう高齢者などに呼びかけたり、今後も事故防止に貢献したい」と話していた。
軽井沢警察署によると、軽井沢管内で1955年から2014年に起きた交通事故による死者数の年間平均は3.2人。過去10年(2005〜14年)は年間平均1.2人と減少している。また、2013年12月20日から2015年5月19日まで516日間、死亡事故ゼロを継続している。