浅間山の火山性地震、22日以降は少なく推移
浅間山は5月21日、5年ぶりに一日の火山性地震の回数が50回を超えたが、その後は22日27回、23日30回と、比較的少ない回数で推移している。
気象庁地震火山部は5月23日、群馬県防災航空隊の協力で上空からの観測を実施。山頂火口内の火口底中央部と周辺に引き続き高温領域が認められたが、新たな噴出物、変色などは確認されなかったことを発表した。
浅間山火山防災連絡事務所の大塚仁大所長は25日、軽井沢新聞社の取材に「活動が高まるのか、下火になるのかまだ様子を見ている」とし、引き続き気象庁の発表に注意するよう呼びかけている。
(写真は5月25日16時撮影)