離山図書館に「離山ラウンジ文庫」がオープン
軽井沢町民や別荘民からなる「軽井沢図書館友の会」と町図書館は4月4日、「離山図書館ラウンジ文庫」を離山図書館に開設した。
2013年の中軽井沢図書館開館に伴い、利用者が減少していた離山図書館を、本が好きな人の交流の場として活かすことが目的。昨年秋に図書館友の会が同図書館の談話室を整理し、館長室にあったソファーセットなどを移動させてゆったり読書が楽しめるようにした。現在友の会会員やその知人らの推薦メッセージが帯に付いた寄贈書籍が、125冊並ぶ。同会顧問の小宮山洋子さんは、「自分が普段読まない本でも、メッセージを読んで気軽に手にとって欲しい。感想を書くノートも設置してあるので、様々な形で活発な交流の場となれば」と話していた。
備え付けのノートに所定の内容を書き込めば、誰でも本を借りることができる。貸出期間は2週間。寄贈する場合は、ラウンジに用意してある帯に推薦メッセージと氏名やイニシャルを記入して、書籍と一緒に指定の箱に入れる。本のジャンルは問わないが、1冊で完結するものに限る。