ISAK生徒と社会人共同で 軽井沢の魅力引き出すワークショップ

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 学校法人インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)は4月19日、生徒と社会人が一緒になって、軽井沢の魅力を引き出し発信する方法を探るワークショップを開いた。ISAKとデザインコンサルティング会社のIDEO Tokyoが共同で企画。最後は町内で働く3人をゲストにプレゼンテーションした。

 ワークショップは「課題の本質を探り、失敗を恐れず大胆なアイデアを出す」ことや「多様な視点、考え方を尊重し、チームでアイデアを昇華させていく」ことなどが目的。一期生36人と東京都のビジネスマン(三菱電機、Yahoo!Japan、大手商社、IDEOなど)約20人が、10グループに分かれ、それぞれに与えられた「泊まる」「歩き回る」「食べる」「遊ぶ」「健康に過ごす」という5つの観点から、アイデアを練った。

 観光客が夏に集中することを課題としたグループは、季節ごと軽井沢に来て、四季それぞれの4つのスタンプを集めると、宿泊料などが割安になるサービスを提案。プレゼンを聞いたゲストからは「春夏秋冬それぞれの良さがあるのが軽井沢。それぞれの季節を知ってもらえるのはとてもいい」との声もあった。
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 他には足湯に浸かっていると食事が回転寿司のように出てくるサービスや、スマートフォンのアプリを使って笑顔の写真を集めるスタンプラリーを提案したグループもあった。ワークショップを終え、生徒の一人は「ゴールが見えない中スタートしたけど、ちょっとずつ進める中で着地点が見えたのが良かった。頭が疲れました」と振り返っていた。

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