2016年度の発足へ、「22世紀風土フォーラム」準備委員会始動

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 軽井沢町企画課都市デザイン室は4月13日、初めて「22世紀風土フォーラム」の準備委員会を町役場で開いた。同フォーラムは、行政と住民が軽井沢の将来像やまちづくりなどについて話し合う土壌として、町の50年・100年先の未来像「軽井沢グランドデザイン」の中で提案されている。来年度の正式発足に向け、9月までに会合を6回開き、フォーラムの進め方、会員構成、必要予算などを話し合う。

 委員は30~40代の軽井沢町役場職員7人。所属課に関係なく、会議などで積極的に発言する人を中心に都市デザイン室が選出。初会合のこの日は、「グランドデザイン」を策定した軽井沢未来構想会議の委員長で、東京工業大学名誉教授の中村良夫さん、都市デザイン室参与の横島庄治さん、藤巻進町長らも会合に出席した。

 グランドデザインのテーマの一つである「風土自治」について中村教授が説明し、各委員が自己紹介し抱負などを述べた。横島さんはあいさつで「地元住民を主体に、行政も交えて、多様な考え方を一つの舞台に乗せて話し合う、新しい自治である『風土自治』を作っていきたい」と話していた。

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