女性議員新たに2人誕生 軽井沢町議選当選者から喜びの声
22人(定数16)が立候補した4月26日投開票の軽井沢町議選は、現職の立候補者は全員当選し、新人の候補者6人が落選する結果で幕を閉じた。投票率は61%で前回の町議選から4.75%の減。女性議員は現職の3人に加え、新たに2人が当選し計5人となる。
当選確定の発表を受け、新人無所属の西千穂さんは「2014年秋より『語ろう会』を主催し活動してきた。前回の町議選では0.387票差で次点となり涙をのみましたので、今回はできることは全てやった。町議としての職責をしっかり果たしていきたい」。また、新人無所属の寺田和佳子さんは「2月に出馬を決めてから毎日、いろんな人に会いお話を聞けてすごく楽しかった。これまで通り自分の軸をぶらさずに4年間頑張っていきたい」と力を込めた。
無所属候補者の中で最も票を集めた市村守さんの選挙事務所では、2期目の当選確定の知らせを受け支援者らがバンザイで祝福。市村さんは「皆さんのお陰で十分な得票を頂けた。これを糧に、ますます町民のために頑張りたい。観光と農業の関係、滞在型観光客の誘致の方法を考えたい。防災、子育て、高齢者対策についても、課題を一つ一つクリアしていかないといけないと思っている」と話した。
<写真は当選確定の知らせを受けた各選挙事務所の様子、上から西千穂さん(左)、寺田和佳子さん(中央)、市村守さん(左)>