軽井沢中部小内に中地区児童館完成

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 軽井沢町は3月27日、軽井沢中部小学校敷地に昨年6月より建設を進めていた中地区児童館の竣工記念式典を開いた。4月1日に開館し利用が始まる。藤巻進町長はあいさつで「地域から親しまれる児童館になるよう、子育て支援の充実に努めたい」と話した。

 建設したのは南西の田植え実習などに使用していた田地。建築面積は779㎡。2部屋の教室、遊戯室、図書室などを備え、約160人の子どもを収容できる。屋根には太陽光発電装置を設置した。工事費は2億760万円。東区、西区に続き、町内の全小学校区に放課後子ども教室が整うことになった。

 町は児童館の新設に合わせ、同館駐車場に通じる学校北側の町道八代(やつしろ)線の拡幅工事も実施。5月の大型連休前までには、舗装を完了させる予定だ。

 町は2013年度中に、中軽井沢南児童館を放課後子ども教室の機能を備えた施設として増築する予定だった。中部小PTAなどから「移動の安全面を考慮し学校敷地内で建設を」と要望があり計画を見直した。これまで学童保育に使っていた小学校北側の教員住宅は取り壊し、中軽井沢南児童館の跡地には子育て支援センターが中保育園から移転する。

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