貴重な軽井沢の姿を映し出す 幅北光さんの写真が高原文庫へ

 1930~1970年代の軽井沢を撮影した幅北光さんの写真が約1000点、軽井沢高原文庫に寄贈された。幅さんは日本交通公社や毎日新聞のカメラマンとして活躍し、軽井沢に長期にわたり滞在。写真集『思い出のアルバム』やエッセイ集『軽井沢想い出のあの頃』など、軽井沢の記録をとどめた出版物でも知られている。
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 同文庫の大藤副館長が作家の写真資料の件で手紙を送ったことがきっかけとなり、今年1月には寄贈の写真が届いた。皇族の若き頃や著名作家、昔の軽井沢の街風景など1000点以上の貴重な写真があり、今までなかなか写真では見ることができなかった学者や芸術家たちの写真も含まれている。

 同文庫では4月24日(金)~7月13日(月)に「幅北光が撮った軽井沢の文学者・芸術家」と題した展覧会を行うほか、今後はテーマに沿った展示も考えたいとしている。

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