二期目の藤巻町長初登庁「開かれた行政へ努力」
1月20日に告示された任期満了に伴う軽井沢町長選挙で、無投票で当選した藤巻進町長が2月10日、役場に初登庁した。玄関前で職員や町議会議員らに迎えられ、2期目の町政がスタート。就任式後、報道陣の取材に応じた。
――一期目の初登庁と気持ちの違いは。
一期目はどのボタンを押したらどう動くか、わからない部分が沢山あったが、今は朧げながら見えて来ている。職員と、より一体となってやっていけると思う。軽井沢の代表として、多くの外部の方とも接した。大きな人脈を町政に活用していく。
――就任式で、職員にどのようなことを伝えたか。
<自分が町長だったら><課長だったら>どう考え決断するか、当事者意識を持ってほしいということを話した。当事者の立場になれば、いろんな物が見えてくるし、人間的な成長を得られる。
――くつかけテラス、軽井沢アイスパーク、風越公園総合体育館と大型事業が続いた。
いずれも多くの利用者がいて、完成後にいろんな広がりを見せている。軽井沢中学校の建設で大型事業は一段落。次は施設や道路の管理、補修に予算を割かないといけない。我慢の時期かと思う。
――二期目中に実現したいことは
「軽井沢グランドデザイン」を作り、指標ができた。そこに仏を作って魂を入れるという形がこれから。もっと開かれた行政というところで、努力しないといけない。町の皆さんと話す機会を設けたい。