町内での落ち葉たき火自粛解除
2011年3月の東京電力福島第一原発事故の後、県が町に要請していた落ち葉のたき火自粛が、今月10日に解除された。
10月16日に湯川ふるさと公園で摂取した落ち葉を長野県環境保全研究所が調査した所、1キロあたりの放射性セシウム134は6.2ベクレル、同137は12ベクレルで、合計18ベクレルという値だった。落ち葉の焼却に係る放射性セシウムの評価基準は定められていないが、利用形態が似ている薪の指標値(1キロあたり40ベクレル)を下回る結果だったので、自粛要請が解かれることになった。
腐葉土等の原料としての落ち葉の使用については、土壌中の放射性物の濃度が上昇する可能性があるため、一般住民を含め生産、出荷および施用を控えるよう呼びかけられている。