フランス料理レストランのオーナーシェフ、軽井沢高校で講義

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 軽井沢町でフランス料理レストラン「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ」と「ピレネー」を経営する小沼康行さんが11月10日、軽井沢高校3年グローバルスタディコースの「観光」の授業で特別講師を務めた。これまでの経歴を振り返りながら、シェフを志した経緯やレストラン経営について語り、来春卒業する生徒を励ました。

 小沼さんは東京の有名レストランで修業を積み、ホテルの料理長などを務めたのち1996年、軽井沢に自身のお店をオープン。修業時代は一年間ほぼ休みなく働いたが「苦ではなかった。仕事は楽しいと思えば天国、辛いと思えば地獄」と話した。

 生徒からの「シェフをやっていて良かったと思うときは」という質問には「気持ちを込めて一生懸命やったことが、評価されたとき」と答えた。講義の最後には「何でも器用にやりこなすより、この道で生きていこうという信念が大事」とエールを送った。生徒の大井千華さんは「ホスピタリティーに対する独自の考えを聞いて、レストランにぜひ行ってみたいと思った」と話していた。

塩田家具

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