軽井沢プリンスホテルスキー場、2コースで営業スタート
軽井沢プリンスホテルスキー場が11月1日、県内で最も早く今シーズンの営業を始めた。8時半のオープン時、雨にも関わらず、会場には約300人のスキーヤー、スノーボーダーが集結した。
オープニングセレモニーでは、アルペンスキーヤーの岡部哲也さんらがデモ滑走。軽井沢プリンスホテルの小山正彦総支配人は「今年のスローガンは笑顔。楽しいスキー場を作っていきたい」とあいさつした。カウントダウンでオープンが告げられると、来場者は一斉にリフト乗り場へ向かった。
信濃町から父子で訪れた小学2年の小松紅璃さんは、今シーズン一本目を滑り終え「山になっているところを滑るのが楽しかった。私はこけずに滑れたけど、父ちゃんはこけていた」と話した。
シーズン始めは「くりの木コース」と「プリンスゲレンデ」2コース・リフト2本の営業。全10コースで滑走可能になるのは12月下旬から。前年までに引き続き、小学生以下のリフト券の無料を継続。軽井沢の人気イタリアンレストラン「トラットリアプリモ」のパスタ専門店が11月22日から、スキーセンター2階で営業を始める。2016年4月5日までの営業期間で、昨シーズンの26万人を上回る、28万人の来場を見込んでいる。