軽井沢中学新校舎建設へ、安全祈願祭行われる

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 軽井沢中学校舎建設工事の安全祈願祭が8月18日、施工を担当する北野・第一特定工事共同企業体が主催し行われた。同社役員や軽井沢町職員、町議会議員ら約40人が参加。藤巻進町長はあいさつで「校舎はシンプルな動線で、電子黒板などICT(情報通信技術)環境にも対応している。学力の定着、個性の伸長をはかれる」と話した。

 教室棟、体育館棟の工期は2014年7月31日から2016年3月11日。新校舎の利用は2016年4月から始まる。現在の軽井沢中学の敷地内で建設し、新校舎建築中も生徒は既存校舎を使用。既存校舎跡地などに2016年度、芝生のグランドを整備する。立て替え建設工事費、管理委託費は53億6760万円(税込み)。

 町は当初、建設工事費と管理委託費に46億4380万円の予算を計上。5月の入札で、7つの共同企業体が入札したが、予定価格を大幅に上回って不調に終わり、町議会6月会議で 11億円増額した補正予算案が可決されていた。
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 7月31日の議会では、議員から防音対策などについての質問があがった。町側は「3mの防音フェンスを張り、重機も音の少ないものを使用するなどし、可能な限り授業に支障が出ないようにする」。また、グランドが使えない期間の、体育の授業や部活動については、「風越公園や近隣の小学校などを使用してもらい、平日はバスの送迎も行う」と応じていた。

(写真右上:体育館棟が建設される予定地で安全祈願祭が行われた。左下:新校舎完成イメージ。)

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