黒川光博さんらが対談「さわやか軽井沢交流会」

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 軽井沢アイスパークで8月9日、町内の別荘住民と町民が親交を深める「さわやか軽井沢交流会」が開かれ、600名を超える参加者が集まった。
 主催者の藤巻進町長による挨拶の後、株式会社虎屋代表取締役社長の黒川光博さんと、エッセイストの三善里沙子さんが「五百年の老舗『とらや』と軽井沢ライフ」と題して対談を行った。幼少期より毎夏を軽井沢で過ごして来た二人。黒川さんは、「東京で生まれ育ち、田舎というものがないので、私にとって軽井沢がふるさとのような存在」と話し、三善さんは「自然を満喫したり、自転車に乗って旧軽井沢の街に行ったりするのが楽しみだった」と思い出を語り合った。また軽井沢の伝統や今後について黒川さんは、「新しいことに挑戦することで、古いものの良さを再発見できる。型にはまるよりも、今必要なことに柔軟に対応していくことが重要なのでは」と考えを述べた。
 交流会では、カーリングの無料体験や中部小吹奏楽部による演奏も行われた。会場では軽井沢産のそば粉を使ったそばや、軽井沢の野菜を使ったサラダなどが限定600食ふるまわれた。
 会場を訪れた町内在住の女性は、「第一回の交流会から参加している。興味深い内容の対談が聞けて良かった」と話していた。

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