「生きる力高める自然体験を」キャンプ施設「ライジング・フィールド軽井沢」オープン

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 軽井沢町で初めて、車の乗り入れ可能なオートキャンプ場を備えた「ライジング・フィールド軽井沢」が7月19日、グランドオープンした。場所はモミジやシラカバ、アカマツなどが自生する小瀬地区の国有地。昨夏までは、軽井沢町から委託を受けた品川区が、同場所で「軽井沢レクの森」を運営。夏の間だけキャンプ場として開放していた。

 敷地は約10万坪。オートキャンプ43カ所、備え付けのキャンプ施設20カ所を設置。バーベキューや川遊びを楽しむ場所や、芝生が一面に広がるスペースもある。今年から2015年にかけ、ハシゴやロープを使って樹上を移動するアトラクションや、企業研修などで使うグループアクティビティ「ロープスコース」などを整備。草軽鉄道開通(新軽井沢ー小瀬温泉)から100年を迎える2015年中には、敷地内を通る線路跡約1kmに、列車を走らせる計画も進んでいる。

 ライジング・フィールド軽井沢の代表、森和成さんは「今の子どもたちは『やってみる』機会が減っている。軽井沢の魅力が凝縮された自然いっぱいの場所で、いろんなことを経験して、生きる力を高めてほしい」と話していた。

 入場料は大人500円、子ども300円。キャンプ利用料は1サイト2000円。バーベキュー用品などの貸し出しも行っている。TEL0267-41-6889

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