通年プールにトレーニングルーム 「スカップ軽井沢」再オープン
通年プールやトレーニングルームを備えた施設「スカップ軽井沢」が4月1日、リニューアルオープンした。開館から1時間で30人が来場。春休み中の小中学生や就学前の子どもを連れた家族らが初泳ぎを楽しんだ。
同施設は昨年3月まで、夏はプール、冬はカーリング場として運営。通年型のカーリング施設「軽井沢アイスパーク」が開館すると、プールを通年利用できるよう軽井沢町が整備を進めていた。1階は、6レーンの25mプールと、柵で区切った深さ30cmと50cmの子供用プール(180㎡)のほか、採暖室、ジャグジーを新たに設置。床暖房やパネルヒーターを整備し、年間を通して室内温度32〜33℃、水温30℃に保つ。
軽井沢中学2年の藤巻宏太君は、弟の中部小5年由輝君とプールに一番乗り。「久しぶりに泳いだけどやっぱり楽しい。水が温かくて気持ちいい」と話した。
2階のトレーニングルームはルームランナー6台、エアロバイク8台、各部位を鍛える筋肉トレーニング機器のほか、バランスボールなどのフィットネス用品も多く揃える。「トレーナーが常にいて、目的にあわせて運動できるので、初心者の方も気軽に利用ください」と施設スタッフ。
利用時間は9時から21時。町外者のプール使用料は一般400円、中学生300円、小学生200円。トレーニングルームは一般600円、中学生400円、小学生200円。軽井沢町民は、免許証や町民証明書などの提示で、いずれも半額の値段で使用できる。4月4日までは、オープンを記念し無料開放している。