町内6年生を「わが家のセーフティーリーダー」に
軽井沢警察署は4月21日、軽井沢中部小6年生84人に「わが家のセーフティーリーダー」を委嘱した。県内の小学6年生に、家族や下級生の模範として、地域防犯、交通安全に取り組んでもらう取り組みで、長野県警が2001年度から独自に実施している。
委嘱式で、五明利雄軽井沢警察署長は「登下校時は下級生の面倒を見るなど、思いやりの気持ちを忘れないで」とあいさつ。委嘱状のほか、ライトが当たると光る反射材や周囲に危険を知らせる防犯ホイッスルを代表者に渡した。同署は早速、特殊詐欺被害の注意を家族に呼びかける「初仕事」も児童に依頼した。
代表であいさつした児童会長の片桐岳君は「犯罪や交通事故に気をつけるよう、呼びかけたい」と話した。東部小32人、西部小47人の6年生にも5月までに委嘱する。