世界選手権5位と躍進 カーリング男子「SC軽井沢クラブ」

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 カーリング世界選手権で5位になったカーリング男子「SC軽井沢クラブ」の選手・コーチらが4月21日、藤巻進町長を表敬訪問し結果を報告した。5位は同選手権の日本男子過去最高順位。藤巻町長は「子どもたちにとっても、刺激になる。裾野が広がっていくといい」と健闘を讃えた。

 世界選手権は3月29日から4月6日に中国・北京で開催され12カ国が参加した。「SC軽井沢クラブ」は、予選リーグで強豪のカナダ、スコットランド、アメリカなどに勝って勢いにのるも、終盤でスウェーデン、中国に敗れて7勝4敗。予選4位で並んだスウェーデンとのタイブレークを落とし、決勝トーナメント(4強)進出は逃した。

「SC軽井沢クラブ」の世界選手権出場は2年連続3回目。出場した2009、2013年の2大会は、いずれも3勝しかできず10位。今大会の躍進について、スキップの両角友佑さんは「全試合を通じて平常心で臨めた。経験でカバーできるようになり、一つ上のレベルが見えてきた」。セカンドの清水徹郎さんは「良い部分も悪い部分も出た大会。細かいところを改善していけば、もっと戦える」と先を見据えた。

 昨年4月に軽井沢アイスパークができたあと、初めてのシーズンということで、サードの山口剛史さんは「春から秋にかけて練習できたのは大きかった。どこの国へ行っても、これほどの施設はない。自慢できる」。リードの両角公佑さんは「海外の代表チームなどに軽井沢アイスパークで合宿してもらえると、僕らも試合ができていい」と、外国チームの合宿誘致を要望していた。

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