開館1年を前に、中軽井沢図書館が来館20万人
2013年4月1日に開館した中軽井沢図書館の来館者が3月8日、20万人を超え、記念セレモニーが開かれた。図書館の開館を前に、町が設定した来館者の年間目標は7万人。開館1年を待たずしての20万人達成に、藤巻進町長は「嬉しい悲鳴。引き続き多くの人に利用される図書館を目指したい」と話した。
来館者は図書館の出入り口にあるセンサーで集計。20万人目は大日向で琴や三味線を指導する安達和子さん。同館職員が作ったくす玉を割ったあと、来館証明書と軽井沢彫のブックエンドを受け取り「思わぬことで、ラッキーです」と話した。
安達さんは、軽井沢に移り住んだ5年前から2週間に1回のペースで図書館を利用。話題の本やミステリー小説など毎回7冊ほど借り「寝る前に本を読まないと眠れない」ほどの読書好き。青木裕子軽井沢図書館長に、図書館の存在について尋ねられると「来るとホッとする場所」と答えた。
中軽井沢図書館の来館者は開館から4カ月半の8月15日に10万人を達成している。青木館長は「集いの場、生涯学習の場として、皆さんに少しでも満足してもらえるようこれからも頑張りたい」と話した。