ソチ五輪最終予選出場の「SC軽井沢クラブ」を激励 「次はオリンピックの壮行会を」
長野県カーリング協会は11月24日、「ソチ五輪世界最終予選」(ドイツ・フュッセン、12月11日~15日)に出場する、男子カーリングチーム「SC軽井沢クラブ」の壮行会を軽井沢アイスパークで開いた。協会関係者や軽井沢カーリング少年団の子どもら100人以上が集まり、「五輪の切符を持ち帰って」と選手を激励した。
最終予選の男子は、日本のほかアメリカ、チェコ、フランス、ドイツ、フィンランド、韓国、ニュージーランドの全8カ国が出場。上位2カ国がソチ五輪の出場権を手にする。
壮行会では、この日の参加者らが寄せ書きした日の丸の旗が選手に手渡され、代表者があいさつし選手を激励。県カーリング協会の佐藤雅義会長は「今まで培ってきた経験を生かして頑張って。次はソチオリンピックの壮行会ができることを願っている」とエールを送った。
スキップの両角友佑選手は「チーム全員ではなく、日本で応援してくださっている皆さんと、ドイツで勝ってきたいと思います」と力強く語った。選手は11月30日に日本を発ち、スコットランドで合宿をしたのち、12月7日にドイツ入りして大会に備える。
<他の選手、コーチのコメント>
サードの山口剛史選手
「長野五輪に出場したカーリング選手を間近に見て、五輪出場が夢になった。その夢まであと一歩。自信はあります。勝ちます」
セカンドの清水徹郎選手
「すごくいい環境でカーリングができるので、最後まであきらめず、楽しんでカーリングをしてきたい」
リードの両角公佑選手
「9月の日本代表選考会に出場したチームの思い、応援してくれる皆さんの思いを力にして、ソチの五輪のキップを持って帰ってきます」
長岡はと美コーチ
「社会に出て、支えてくれる人に感謝の気持ちが芽生えた頃からこのチームは強くなったと思う。今が、その気持ちを形に表すときだと感じている」