創立70周年、軽井沢高等学校記念式典開催

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 10月26日、軽井沢高等学校創立70周年記念式典と記念講演会が、軽井沢大賀ホールで開催された。軽井沢高校は昭和18年に軽井沢高等女学校として開校、23年に学制変更により軽井沢高等学校となった。田澤直人校長は「今ある門柱は、昭和20年代に高校生たちが、大日向の浅間焼石を使って作り上げたもの。自分たちの手で学校を作るという意気込みがあった。その気持ちを忘れてはならない。これからも室生犀星が書いた校歌の歌詞にある『大き信濃に人となり』の精神を堅持していきたい」と語った。

 生徒代表の鈴木隆太さんは「様々な行事を通して先生や生徒との幅広い関係が築けるのが軽高の良いところ。自分で責任を持つことも学んだ。70周年を出発点として、更に新たな伝統を築いていきたい」と決意を述べた。

 このあと、軽井沢在住の演出・プロデューサー星野和彦さんによる記念講演「私と軽井沢の70年」が行われた。星野さんは戦後からの軽井沢と、自身のプロデューサーの軌跡をたどり、「この70年はラジオからテレビとメディアの時代だったが、お手本がなかった。しかし緑豊かな軽井沢へ来ると見えるものがあった。私は軽井沢に活かされて来た」と高校生たちへ語りかけた。

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