「SC軽井沢クラブ」ソチ五輪世界最終予選へ

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 ソチ冬季五輪世界最終予選の出場権をかけて、日本代表決定戦(9月11日~17日・札幌どうぎんカーリングスタジアム)に臨んだ、男子「SC軽井沢クラブ」と女子「中部電力カーリング部」の報告会が9月21日、軽井沢アイスパークで開かれた。カーリング関係者ら約100人が集まり、両チームの健闘を讃えた。

 代表決定戦は男女とも昨シーズンの日本選手権上位4チームが参戦。「SC軽井沢クラブ」は通算成績8勝1敗で優勝し、世界最終予選の出場権を獲得。一方、女子の「中部電力」は、決勝で北海道銀行に敗れソチ五輪出場の夢が断たれた。

 世界最終予選は12月11日から5日間、ドイツ・フュッセンで開催。男子は出場する8カ国中上位2カ国に、ソチ五輪の出場権が与えられる。

「SC軽井沢クラブ」の両角友佑選手は「まだ(五輪出場の)夢に手がかかったくらいのところ。ドイツで結果を出して、活動を支えてくれる多くの方に恩返ししたい」と意気込みを語った。中部電力の藤沢五月選手は「私たちのソチ五輪出場という夢は破れたが、SC軽井沢に夢を託したい」と涙ながらに話した。

 報告会を主催した「軽井沢カーリング活性化プロジェクト推進委員会」は、収益を活動費に充てるため「SC軽井沢クラブ」応援Tシャツを販売することや、ドイツ世界最終予選の応援・観戦ツアーの概要も発表した。

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