軽井沢芸術祭開幕 障害者施設より80人招待し演奏届ける

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 軽井沢芸術祭実行委員会は8月19日、軽井沢や佐久、小諸などの9つの障害者支援施設より約80人を招待し、公演「わたしのあしながおじさんクラシックス」を軽井沢大賀ホールで開いた。同実行委員会は「全ての方に平等に音楽を」との思いから、6年前より町内の浅間学園、軽井沢治育園などの施設を訪問し、クラシックコンサートを開催。今年はより多くの人に楽しんでほしいと、初めて軽井沢大賀ホールに招いた。

 公演にはサックス奏者4人による「ヴィーヴ!サクソフォン・クヮルテット」が出演。アメリカの作曲家ガーシュウインの曲やジャズの代表曲をメドレーで演奏した。軽井沢を中心に子ども向けワークショップを展開する、なおやマンと、しま:アイのユニットも登場。観客に霧を吹きかけたり、大きな空気砲でミントの香りを噴射するなどして会場を盛り上げた。最後は、マンボの演奏に合わせ、参加者もステージに上がってダンスを楽しんだ。
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 終演後、浅間学園のスタッフ太田猛さんは「利用者のみなさんも笑顔で楽しそうだった。普段は滅多に踊らない人も踊っていたのは新しい発見」と話した。

 軽井沢芸術祭は、8月24日まで軽井沢大賀ホールを中心に、声楽やオペラの公演を開催。ピアニストの横山幸雄さんら上野学園大学の教授による公開マスタークラス、演奏会もある。

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