開館から4カ月半 中軽井沢図書館、来館者10万人に

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 中軽井沢図書館の来館人数が8月15日午前10時過ぎ、開館から4カ月半で10万人を突破した。予想を上回る早さでの達成に、関係者からは驚きの声が上がっている。

 来館者は図書館の1階と2階に1カ所ずつある出入り口のセンサーで集計した。10万人目になったのは、神奈川県藤沢市の小学2年、河崎真大(かわさきなおた)君。夏休みに離山地区の祖父のマンションに滞在していて、両親とお兄さんと4人で、野鳥の森へ行く途中だった。記念セレモニーで、来館証明書と軽井沢彫のブックエンドを受け取った河崎君は「びっくりした」と話し、図書館については「新しくてきれい」と印象を語った。

 藤巻進町長は「年間利用者の目標人数が7万人だったので嬉しく思う。今後も使いやすく、親切で丁寧な運営を目指したい」。青木裕子軽井沢図書館長は「来館者が多いのは実感している。一度訪れた人がまた来ようと思う図書館を、町の人と一緒に作っていきたい」と話していた。

 前日8月14日までの中軽井沢図書館の開館日数は113日で、一日平均883人が来館。8月に入ってからは、同1373人と入館者が増えていた。2011年度の軽井沢町立図書館(現離山図書館)の来館者は34885人だった。

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