新たな宿泊施設とクラブハウス、2014年夏開業に向けプリンスホテルが起工式

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 プリンスホテルは2014年夏にオープンする、新たな別荘型宿泊施設(名称未定)と「軽井沢72ゴルフ東コース」クラブハウスの起工式と概要説明会を8月23日行った。同社は、既に増床工事が始まり、来年夏にスケールアップする「軽井沢プリンスショッピングプラザ」と合わせ「3つの進化で軽井沢の魅力を高めたい」としている。

 宿泊施設の建設エリアは、軽井沢プリンスホテルイーストとウエストの中間の約52000㎡。敷地内に建つ68棟のコテージを全て解体し、新たに20棟のヴィラと、宿泊者用のフロント、ラウンジを備えた「センター棟」を建設。ヴィラは延床面積102㎡の平屋建てタイプ(最大6人)と、129.5㎡の2階建てタイプ(最大8人)の各10棟で、2階建ての5棟には温泉を設置する。総工費は約12億5千万円を見込んでいる。

 同ホテルシェフがヴィラに出向いて調理するサービスを行うなど「高級感を重視した貸別荘に、ホテルのサービスを融合した施設になる」と同ホテルゴルフ・スキー総支配人の小山正彦さん。今後増えていくシニア層を取り込み、北陸新幹線延伸による北陸3県からの集客なども見込んでいる。利用料金はヴィラのタイプや季節によって変わり、81000円〜400000円(1棟1泊)。
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 軽井沢72ゴルフ東コースの新たなクラブハウスの建設は、同場所で2014年9月に行われる「世界アマチュアゴルフチーム選手権」を見据えたもの。建物は鉄筋コンクリート2階建てで、延床面積は現在のクラブハウスの約3倍の3200㎡。200人収容可能なパーティールームのほか、レストランや、アスリートゴルファー向けのストレッチスペースなどを設置する。総工費は13億8千万円。工事の都合で東コースのうち、押立コースは10月10日からクラブハウスが完成する来年夏までクローズする。

写真右上:新宿泊施設全景、左下:新クラブハウス(ともにイメージ)。

塩田家具

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