数々の名曲生んだビートルズのピアノ ゴダイゴのミッキー吉野さん演奏

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 旧軽井沢の商業施設「チャーチストリート」で、「アビーロードカフェ」(株式会社ドレミファ)など3店舗の開店を記念し7月8日、ビートルズがレコーディングに使用したグランドピアノが演奏された。

 ピアノはロンドンのアビー・ロード・スタジオにあったもので、1967~69年にビートルズが「Let it be」「Ob-La-DI,Ob-La-Da」などの録音に使用。1990年に京都ピアノ調律技術学校が譲り受け日本へ持ち帰り、現在のピアノ所有者より委託され常時展示している。

 演奏はゴダイゴのキーボディスト、ミッキー吉野さんがピアノを弾き、シンガーソングライターの竹越かずゆきさんがヴォーカルを務めた。「Let it be」や「Yesterday」「Get back」などビートルズの5曲に加え、ゴダイゴの「ガンダーラ」を奏でた。1966年の日本公演に足を運んだというミッキーさんはMCで、「ビートルズからはたくさんのことを学んだし、言葉にならないほど偉大。同じピアノを弾けるのは感無量」。演奏を聞いた南ヶ丘の男性は「ビートルズが聞いていた音と、同じ音が鳴っていると思うと感慨深い」と話した。

 アビーロードカフェは、商業施設「チャーチストリート軽井沢」1階に、今年6月1日オープン。ピアノのほか、ビートルズ来日時にホテルで4人が描いた油絵、ジョージ・ハリスンが所有したサイン入りギターなども展示している。全国のゆるキャラグッズを集めた「ゆるキャランド」も既に開店。忌野清志郎や尾崎豊が使用したヴィンテージギターやレトロおもちゃを展示した「Museum45」は7月13日に開館する。

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