4月の追分火災 延焼拡大防いだ3人を消防署長が表彰

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 軽井沢消防署は7月10日、追分で4月13日15時頃発生した建物の半焼火災で、通報や消火活動により延焼拡大を防いだとして3人を表彰した。表彰されたのは、御代田町の内田知寿さん、小諸市の三井田結衣さん、軽井沢町の内堀庄一さんの3人。(内堀さんは表彰式欠席)

 内田さんと三井田さんは、追分のホテル「グランドエクシブ軽井沢」に勤務。2人同乗して自動車で営業中、ホテル近くの民家から黒い煙が上がっているのを発見。近づいて家の隙間から火が出ているのを確認すると119番通報した。ホテルから消火器を持ち出して消火活動を行い、交通整理をして現場が混乱するのを防いだ。一方、内堀さんは火災があった家の隣に在住。火の手が上がっているのを見て、家の庭からホースをひいて消火活動を行った。火災発生当時、家内に人はいなかった。

 最初に火を確認したときは「足が竦みました」と三井田さん。感謝状を受け取った内田さんは「部屋に飾り、防火の気持ちを新たにしたい」と話した。中島吉昭軽井沢消防署長は「皆さんの瞬時の判断によって、被害を最小限で食い止めることができた」と感謝の言葉を述べていた。

(写真は左から三井田さん、内田さん)

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