開かれた軽井沢病院目指し、院長と意見交換
軽井沢病院が6月27日、町中央公民館で開いた牧山尚也院長との意見交換会に、地域住民ら8人が参加し、意見や要望を投げかけた。開かれた病院運営を目指し、4年ほど前より、年2回のペースで行っている。
まず、牧山院長と篠原幸雄事務長が病院の概要などについて説明。一日の外来患者の平均は、2007年度より09年度にかけ減少したが、それ以後徐々に増え、12年度には294.8人(速報値)で、500人を超える日もあったという。また、6月より内科医が1人増えて、医師は計10人となったが「今後も大学や関連病院へ出向し、医師確保に向け動いていく」と話した。
意見交換では「町内の中高生が院内を案内したり、入院患者の話し相手になったり、ボランティアとして活動できる仕組みを取り入れられないか」という住民からの声に、病院側は「入院患者も喜ぶし、お互いによいこと。前向きに検討したい」と話した。
また、この日の参加人数が少なかったことから「よい病院運営には多くの人の意見を聞くことが大事」と、意見交換会の周知の方法を考えるよう要望する声も挙がっていた。