ブレストンコート ユカワタン
2013年5月14日
ボキューズドール世界大会で銅メダルを獲得した浜田シェフの料理が味わえるレストラン。その世界大会での料理が登場するとあって、予約がなかなかとれませんでしたがようやく、予約がとれて、話題の料理をいただくことができました。さっそく、皆さんにご紹介しましょう。
前菜
前菜は石の上に乗り、
小さなコースのようになっています。
石の温度がそれぞれの料理によって
温度が違うのもさすがですね。
左から:豆乳のブラマンジェ、
紅芯大根の信州サーモン巻き、
空豆の冷製スープ、鯉のテリーヌ、
豚の頭肉のコロッケ、黒胡麻のマカロン
佐久鯉のタルタル
筍の皮に包まれた中は、
可憐なお花畑が咲いている
ようでした。
鯉とは思えない柔らかな食感。
生け簀から出して
すぐに調理するので、
新鮮そのもの。
吉見農園のアスパラ
まるで地上からそのまま出て来たような
立派なアスパラ。
その周りには、
タテにスライスした生のアスパラ。
まろやかなサバイヨンソースで
いただきます。
コンソメスープ
金色の器に入っているのは、
ひと味ちがうコンソメスープ。
どうしてこんなに味が違うのか
と思ったら、
馬肉からのダシなのだそうです。
右の鮎の稚魚の唐揚げ。
特別魚料理
さていよいよ、ボキューズドール国際料理コンクール特別魚料理の登場。
「BENTO」と呼ばれた木箱に入って運ばれてきます。
コンクールと同じスタイル。なにしろ、
得点は最高得点!
これが世界一の魚料理なのですから、
ドキドキしながら蓋を取ると…。
蓋を取ると、
湯気が立ち上り柚子の香りが。
これには審査員も驚いたそうです。
ヒラメの間にオマール海老をはさみ、
椎茸を上に貼って魚のウロコに
見立ててあります。
右横の有田焼の
茶碗の中に入っている
柚子ソースをかけて
いただきます。
右にあるキノコの形のものは
オマール海老のビスク、
手前左は大根のピクルス、
右はリンゴの中に金柑と
オマールのタルタルが。
どれも手の込んだ、
それでいて味わい深い逸品。
さすが世界一!と感激の連続でした。
特別肉料理
続いてボキューズドール
国際料理コンクール特別肉料理。
着物の反物のように敷いたのは大根。
ハーブなどで飾り寒天でコーティングしているので、
食感も独特です。
牛ヒレ肉の周りには海苔を巻き、
外側は鶏のムースで覆い、
トリュフではなく、そば茶がかかっています。
緑色のものはグリーンピースのピューレ、
中は生姜、玉葱を用いたトリュフ。
手まりは百合根、中はフォアグラと、トリュフ。
日本の繊細な美しさをこれだけ反映させたお料理が
世界のコンクールで認められたことは、
とても嬉しいことです。
卵のデザ-ト
巣の中の卵に見立てたデザート。
黄身はパッションフル-ツ、
白身はココナッツクリーム。
苺のクレームダンジュ
デザート、私は「清水牧場から届いたクワルクと
苺のクレームダンジュ」をいただきました。
柚子のコンポジション
友人は「柚子のコンポジション
香り豊かなシャンパーニュの
ジュレと共に」を
えらびました。
せっかくの機会なので、トロフィーと銅メダルを撮影させていただきました。
ボキューズドール国際料理コンクール特別料理のメニューは、
当初5月いっぱいということでしたが、
希望が多いため8月まで延長になったそうです。
ブレストンコート ユカワタン
℡0267-46-6200
KEYのプロフィール
19●●年 ふたご座 AB型
東京都港区在住
趣味 食べ歩き、旅行