台湾の高校生34人、軽井沢高校へ おはぎ作りや買い物で交流
軽井沢高校グローバルスタディーコースの2年生26人が5月28日、修学旅行で来日した台湾の台中市にある国立大甲高級中学校(日本の高校に相当)の生徒34人と交流した。
生徒は互いに自己紹介したあと、調理実習と軽井沢散策の2つのグループに分かれて行動。調理実習は、つぶあん、こしあん、ごま、きな粉の4種のおはぎを作った。軽井沢高校の生徒が英語や身振り手振りで説明し、もち米をつぶすところから、まるめて味付けするまで一緒に行った。
最後は、軽井沢散策へいったグループが、近くのスーパーマーケットで購入したジュースと一緒に、みんなでおはぎを食した。その後も写真を撮り合ったり、プレゼントを交換するなど、生徒らは交流を楽しんでいた。
大甲高級中の陳宇宏さんは「おもちは台湾にもあるが、おはぎを食べたのは初めて。みんなで一緒に作って楽しかった」。軽井沢高校のファフライプール伽成留さんは「好きなK-POPアーティストの話で盛り上がった。メールアドレスを交換したので、これからも連絡を取り合えたら」と話していた。
台湾の学校との交流は、信州・県観光協会の紹介で3年前より実施。今秋は軽井沢高校2年生が台北市に修学旅行へ行くことが決まっている。