軽井沢中部小「放課後子ども教室」建設地見直し要望、議会委で採択

 軽井沢中部小学校の中嶋剛登PTA会長が2月18日、町議会に提出した「放課後子供プランに関する要望」について、議会社会常任委員会は3月11日、全員一致で採択した。要望では、町が平成25年度、放課後子ども教室を中軽井沢南児童館に建設する計画に対し、町と保護者の意見が集約するまで一時中断、また同教室で実施される「放課後子供プラン」の説明会の開催を求めた。

 この日、中嶋会長は、放課後子ども教室の建設予定地について「学校から離れていて(約500m)、途中の道路は狭く、シーズン中は交通量が多く危険」と指摘し、学校敷地内での建設を要望。また、放課後子どもプランについて「PTA役員でも理解している人は少ない」と、説明会の開催を求めた。

 議会内では「行政の説明が不足している。説明会を開き、もう一度、原点に戻って考え直すべき」「住民の理解を得られるよう町側も努力が必要」などの意見が出て、全員一致で要望を採択した。

 この日は他に、軽井沢東部小学校の松葉和彦PTA会長から提出があった陳情書についても審議。陳情は、放課後子ども教室の建設場所に、中部小西側の町有地、または校内ランチルームの上部スペースを検討してほしいという内容で、議会では「場所を特定せず、ゼロから見直すのが相応しい」と、継続審査することで意見がまとまった。

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