町民対象の特別養護老人ホーム「みなみかるいざわ敬老園」4月1日開設へ
社会福祉法人敬老園は3月21日、発地に4月1日開設する地域密着型小規模特別養護老人ホーム「みなみかるいざわ敬老園」の竣工式を行った。施設は要介護認定を受けた軽井沢町民対象の特別養護老人ホーム(定員29人)で、 追分の「かるいざわ敬老園」の分館として運営する。他に年間通じたデイサービス(定員30人)を行う。
建物は昨年11月起工し、発地の借地10567㎡に木造平屋1692㎡(地上1階)を建設した。 全室個室で、9~10人1グループが食堂や浴室を共有するユニットケア型で、常駐スタッフは約30人。1日の利用料は1970円で、定員29人のところ、54人の申し込みがあった。追分の「かるいざわ敬老園」は定員60人で、現在約450人(うち町民103人)が入居待機している。
町が高齢者福祉などの目指す方向を示した「第5期介護保険事業計画」(2012~13年度)に基づき、地域密着型老人ホームを開設する事業者を公募し、昨年6月に敬老園を選定した。 総事業費約5億円のうち、町が1億3300万円を補助している。
同法人の斎藤俊明理事長は「同居家庭が減り介護力が低下しているため、このような施設は今後ますます必要になる。入居者に安心して生活して頂けるよう精一杯努めたい」と話していた。
「みなみかるいざわ敬老園」では3月23、24日の10時から16時まで内覧会を行う。TEL0267-44-6517