「くつかけテラス」の鍵、町へ引き渡し 4月開館に向け年明けより備品搬入
中軽井沢駅併設の地域交流施設(名称:くつかけテラス)が竣工し12月21日、施工を担当した柳沢建設より町へ、施設の鍵の入ったボックスが引き渡された。町は2013年4月1日の開館へ向け、年明けより図書館の書物や備品の搬入など準備を進める。施設の外構工事は、開館前まで引き続き行う。
藤巻進町長はボックスを受け取り「鉄道を運行しながらの工事は、高い技術を必要としたと思う」とねぎらいの言葉をかけ、「地域の期待も大きい施設。それに応えられるよう準備を進めたい」。一方、柳沢建設の柳沢洋一代表取邱 役は「大変な作業もあったが、無事故で期間内に竣工できたのが何より」と話した。
交流施設は中軽井沢駅に併設し、図書館をはじめ観光案内所や飲食店、多目的室などを備える。鉄筋コンクリート2階建てで、延べ面積は約2545㎡。総工費は約8億7千200万円。同時に施工していた、しなの鉄道中軽井沢駅の橋上駅舎は7月20日より利用が始まっている。