六本辻のラウンドアバウト社会実験 、11月13日から開始 町が説明

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 軽井沢町は11月7日、六本辻で実施する右回りの円形交差点・ラウンドアバウトの社会実験の説明会を中央公民館で開いた。実験を担当する企画課都市デザイン室の職員が、導入の経緯や交差点内の通行方法などについて説明。ラウンドアバウトの専門家で、実験のアドバイザーを務める名古屋大大学院の中村英樹教授も出席し、参蜉 者からの質問に答えた。

 町は六本辻交差点について、<30mの横断歩道が横切っている><右左折する車がどこへ進入するか不明確>など「以前より危険性が指摘されてきた・?所」と説明。また、信号の設置が難しい同交差点では「ラウンドアバウトが、安全性を高める上で最もよい改善策」とした。

 説明によると、ラウンドアバウトへ切り替わるのは11月13日朝8時半。自動車は交差点に進入する手前で一時停止。左折して円形の「環道」に入って時計周りに走り、目的の方向へ抜けていく仕組み。自転車で通行する・?合は、車と同じく環道を時計回りに走行するが、自転車を引いて歩く・?合は歩行者同様、歩道と横断歩道を利用する。実験は3月末まで行うが、繁忙期の様子もみるため5月まではラウンドアバウトを継続して運用する。実験の予算は1800万円で、そのうち1千万円は国からの補助をあてる。
121107-02.JPG 質疑応答では、 同交差点で児童の誘導を行っている児童見守り隊の女性が「子どもたちをどう誘導したらいいか、わからないメンバーもいる」と話すと、町側は「実験が始まる前までに、皆さんに出向いて説明する」。また、旧軽井沢の男性からの「車で環道内から左折する際、方向指示器を出すタイミングがわからない」との問いに、中村教授は「周囲に誤解を与えないことが重要。間隔が狭いので難しいが、直前で出すのが望ましい」と答えた。

 ラウンドアバウト社会実験協議会の会長・藤巻進町長は、「実施してみてからわかる部分もたくさんあると思う。気付いた点があれば・?告してもらい、改良した上で本・?導入に向け取り組んでいきたい」と話していた。
TEL0267-45-8185(軽井沢町企画課都市デザイン室)

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