振り込め詐欺防ぐ「お守りストラップ」、高齢者に贈呈
軽井沢警察署と軽井沢町防犯組合連合会が、振り込め詐欺の注意を喚起する「お守りストラップ」を製作し11月22日、一人暮らしの高齢者が集まる「ひとりぐらしの会」の代表者らに手渡した。
ストラップは、将棋の駒のような形をしたプラスチック(縦4cm、横3cm)に、ゴ繝 製のひもを装着。表面に長野県警察のシンボルマスコット「ライポくん」のマーク、裏面には「振り込む前にまず確認・まず相談」の文字と軽井沢署の電話番号を印刷。五十嵐萬寿男軽井沢警察署長の発案で、500個を製作した。
ストラップを受け取った「ひとりぐらしの会」会長の行田富美代さんは、「『私は大丈夫』と自信を持っている人ほど騙されやすいと聞いたので、気を付けないと」と気を引き邱 めていた。軽井沢署では、「振り込め詐欺は一人暮らしの高齢者が特に狙われやすい。携帯電話や固定電話など、必ず目に入るような位置に取り付けて、被害に遭わぬよう注意してほしい」と呼びかけている。
ストラップは「軽井沢町社会福祉協議会」を通じ、デイサービスで介護を受ける高齢者などにも配布される予定。