スペシャルオリンピックス軽井沢が10周年「助け合い、支えあいの社会を」
知的障害者がスポーツ活動を通じて社会参蜉 を目指す、「スペシャルオリンピックス(SO)日本・長野軽井沢地区プログラ繝 」が設立から10年を迎え11月13日、恵みシャレーで記念イベントを開いた。障害者によるプロ太鼓グループの活動を追ったドキュメンタリー譏 画の上譏 や、SO日本名誉会長の細川佳代子さんの講演があり、アスリートやその家族、支援者ら125人が参蜉 した。
同プログラ繝 は2001年に発足し、現在は参蜉 アスリート約40人、支援するコーチ約20人で活動。世界大会にも選手を送り出していて、今年6月のSO夏期世界大会(ギリシャ・アテネ)では、町内在住の中田裕美さんが「女子・?丸投げ」で銅メダルを獲得している。
この日、細川さんはSOに携わるようになった経緯や、障害者が抱える今後の課題について講演。以前は障害者と接するたびに「神様はなんて不平等なん縺 と感じていた」というが、SOの活動と出会い「障害者は優しさや思いやりを教えてくれる神様からのプレゼントと思うようになった」と細川さん。また、「日本人のほとんどは日常の中で、障害者と接する・?がないので、まずは彼らと触れあう機会を多く作ること。支え合い、助け合いの地域社会を目指してこれからも活動していきたい」と邱 めくくった。
10周年を迎え、同プログラ繝 代表の土屋達夫さんは、「軽井沢町は県内でもSOへの理解が高い地域縺 が、もっと多くの人に関心をもってほしい。アスリートを支援するコーチのボランティアに、若い人にも参蜉 してもらいたい」と話していた。