「振り込め詐欺に注意」町内のパッカー車12台にシート貼り呼びかけ
軽井沢警察署と町防犯組合連合会は、「振り込め詐欺に注意」と記載されたマグネットシートを作成し7月13日、町の委託でごみ収集業務を行う軽井沢衛生企業とイー・ステージの2社に贈呈した。シートはパッカー車(ごみ収集車)の両サイドに張り付け、道行く人らに振り込め詐欺被害に遭わぬよう注意を促す。
パッカー車側面の大きなスペース部分で被害防止を訴えられるのではと、軽井沢警察署の五十嵐萬寿男署長の発案で、軽井沢町飲食店遊技・?防犯組合の協力を得てシートを作成。シートは横50cm、縦30cmほどの大きさで、ライトが当たると反射する蜉 工が施されている。この日は両企業が所有する計12台分、24枚のシートを贈呈した。
早速、シートをパッカー車に張り付けた軽井沢衛生企業の尾沼好博社長は「振り込め詐欺の被害が起きぬよう、少しでも貢献できればいい」と話していた。
今年上半期に長野県警が認知した振り込め詐欺は50件で、被害総額は7351万円。昨年同時期と比べ17件増、被害額は約4000万円増。今年になって軽井沢町内での被害はないが、未遂が数件確認されている。