7/18 欧州美術史の変遷たどる企画展 山寺後藤美術館収蔵の欧州絵画など80点展示
メルシャン軽井沢美術館は7月18日より、山寺後藤美術館(山梨県)収蔵の名作を展示する企画展を開催している。山寺後藤美術館は実業家、後藤季次郎が長きにわたり集めた欧州絵画を中心に、ガラス、彫刻作品を収蔵する平成6年オープンの美術館。
今展では、欧州美術史の変遷に触れられるよう、同美術館コレクションから厳選し、18世紀フランスの宮廷画家ブ-シェやナテイエらの神話画、19世紀フランスの田園風景を描いたミレーやコローらバルビゾン派の作品、エミール・ガレ、ドー繝 兄弟のガラス芸術など約80点を展示。
同展を監修した美術評論家の阿部信雄さんは「日本人には馴染みの薄い、イギリスの風俗画、スペインの宗教画なども展示しているので、多彩な作品を楽しんでほしい」と話していた。
(写真は17日行われた内覧会で、作品の説明をする阿部信雄さん)
〈期間〉7/18(土)~11/29(日)
〈開館時間〉9:30~17:00
〈入館料〉一般1000円 大学生800円 高・?生600円
TEL32-0288(メルシャン軽井沢美術館)