5/11 「どんぐり返し」に200人が参蜉 ミズナラとコナラの苗、約500本を植樹

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「どんぐり運動の会」(星野裕一会長)が、ミズナラなどの苗を植樹する「どんぐり返し」を5月10日に行い、町内外から親子連れら約200人が参蜉 した。苗は町内の小学生が登下・?時に拾ったドングリの実を、同会が大日方の畑に埋め3~5年ほど育てたもの。ミズナラとコナラ約500本の苗を、小瀬地区の国有林に植樹した。
 町内から参蜉 した父母と小学生姉妹2人の親子連れ。お父さんが穴を掘り、娘さん2人で苗を穴に植え土を被せた。「何年かしたらまた見にこようね」とお母さんが子供たちに語りかけていた。

 植樹に先がけ、参蜉 者は、同会が20年前に植樹し育った林を見学。5mほどに育ったミズナラの写真をカメラ付き携帯電話で撮影していた町内在住の山崎洋子さん。「2回目に息子が参蜉 したんです。『植えた木がこんなに大きくなったよ』と息子に送ってあげようと思います」
 会長の星野裕一さんは「最近では以前からの定住者に蜉 え、新住民や都民などの参蜉 も目立ってきた。活動の輪が広がっていることは喜ばしい。活動はこの先もずっと続けていきたい」と話していた。

 同会は1986年に広葉樹の森を作ろうと発足した。1989年から始まった「どんぐり返し」には、これまでのべ2000人以上が参蜉 、約28000本を植樹。 今年4月、20年にわたる植樹活動が評価され、自然環境功労者環境大臣賞を受賞している。

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