軽井沢にふさわしい公共交通は 移動実態聞くワークショップ

 持続可能な地域公共交通の指針となる「軽井沢町地域公共交通計画」(20262030年)の策定を進める軽井沢町は、町民らの移動の実態や困りごとを聞くワークショップを開いている。様々な世代の公共交通に対する思いを把握し、計画に反映させるのが目的だ。

 軽井沢中学校で1212日に開いたワークショップは、2年生約30人が参加した。5つのグループごと、軽井沢全体の地図に「普段行く場所」「実は行きたいけど行けない場所」「行けない理由」を付箋で色分けしそれぞれ貼り付けた。最後に、グループごと軽井沢の公共交通に望むことをまとめ発表した。

 生徒からは「学校の前にバス停があると便利」「登下校の時間にちょうど合うバスがあれば最高」「小学校の学区ごとにバスを周遊し、最終的に中学に着くバスがあればみんな乗ると思う」などの意見があった。

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進行役は、長野工業高等専門学校工業都市デザイン系の轟直希准教授が務めた。

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