北京パラ五輪金メダリスト 自転車ヘルメット着用呼びかけ

 2008年北京パラ五輪の自転車競技金メダリスト、石井雅史さんが11月1日、軽井沢中学校、軽井沢高校で講演した。長野県内では初めて。競輪選手だった石井さんは01年、練習中に車と正面衝突。脳に高次機能障害を負い、左足に麻痺が残った。事故当時身につけていたヘルメットを持参し、「これのおかげで命が助かり、自転車にまた乗ることができた」と、自転車乗車時のヘルメット着用を呼びかけた。町では自転車用ヘルメット購入費の2分の1(上限2,000円)を補助している。

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事故当時被っていたヘルメットを手に講演する石井さん。

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