電化100年を記念し、イラストシート さくら国際高校の生徒がデザイン
草軽交通は11月19日から、上田市の広域通信制高校「さくら国際高等学校」の生徒がデザインしたイラストシートを貼った路線バスの運行を始めた。同社の前身である草軽電気鉄道の電化(新軽井沢ー嬬恋間)から100年を迎えたのを記念し、同校に制作を依頼。「美術・イラストコース」の生徒5人が、電気機関車の愛称「カブトムシ」をモチーフにそれぞれ描いた。サイズは縦約50cm、横約80cm。軽井沢と草津温泉を結ぶ路線バスの左側面に貼り付けた。中央の木の右に鉄道、左にバスを描いて時の流れを表現した作品や、トロッコに乗った巨大カブト虫を全面に押し出した作品も。同社運輸部長の丸山賢一さんによると、路線バスの利用者は、外国人観光客が多く「インバウンドのお客さんにも、草軽鉄道の100年の歴史を知ってもらえたら」と話した。