タクシーアプリGO マイナカード提示で町民は一部料金免除

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 3月28日にタクシー配車アプリGOが軽井沢で利用可能になってから約半年。9月17日からは、軽井沢町民が精算前にマイナンバーカードを提示すれば、GOを利用して乗車したタクシーの利用料金総額から「地域交通振興料」が免除されることになった。

 現在は、GOアプリを使用してタクシーを呼ぶと、メーター走行料金のほかに、迎車料(約200円、事業者ごとに異なる)、アプリ利用料(100円)、地域交通振興料(200~500円)が加算される。 「地域交通振興料」は、GOが事業者との話し合いを経て徴収を決めたもので、主にライドシェア対応等により運行管理が複雑になったタクシー事業者の負担軽減に使われている。「料金は地域交通振興の目的に沿って、一部がタクシー事業者様へ分配」されるという。免除分を町がGOに補填することはなく、かねてから町民の負担軽減を模索していた役場住民課がGOと話し合い、システム改修や繁忙期の落ち着きを待ったこのタイミングでの導入となった。繁忙期(4、5、7~11月)は500円、閑散期(1~3、6、12月)は200円が、利用料金から減額される。

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