町内の専門家講師に24講座 子どもの探究心育む「軽井沢ゼミ」
子どもたちの好奇心、探究心を育もうと、軽井沢の3小学校で8月30日、町内外の専門家を講師に招いた「軽井沢ゼミ」が行われた。昨年軽井沢西部小で開いた取り組みを、町立全小学校に拡大し初めて実施。町内のボランティア団体や美術館学芸員、町職員などが講師を務め、5~6年生が24講座の中から希望するテーマを選び学んだ。
西部小体育館では、ドローンによる動画制作などを行う町内の企業「ホーネッツ」のスタッフ3人が講師を務めた。児童がコントローラーで、カメラ付きドローンを操縦。モニターに自分たちの映像を映すなどして楽しんだ。中部小6年の神宮美桜さんは「空中で動かすのは楽しい。決められた場所にドローンを下ろすのは難しかった」と笑顔を見せた。
軽井沢町手話言語普及協議会のメンバーから手話による自己紹介を習った、東部小6年の栁澤百花さんは「しっかり憶えたので、機会があれば使いたい」と話した。
町内の専門家に教わりながら、ドローンを操縦する児童。